【リアル体験レポート】
「私の体、まだ終わってなかった——」
—— 53歳・主婦・初めての性感マッサージ体験記
■夫には絶対言えないけど
53歳。専業主婦。
更年期でちょっとしたことでイライラするし、下腹の脂肪はもう隠しきれない。
セックスなんて最後にしたの、たぶん…4年前? いや、5年かも。
「性欲って、消えるものじゃないのね。消えたフリをしてただけ」
友達の紹介で、“女性専用性感マッサージ”というものに興味を持った。
最初はふざけ半分だったけど、ネットで体験談を読んでたら夜も眠れなくなった。
予約ボタンを押したのは、たぶん酒のせい。
だけど、当日キャンセルはできなかった。
なんてったって、全身脱毛までしちゃったのよ、私。
■施術者は、想像してたよりずっと“普通の男”
来たのは、無精ひげの、どこにでもいそうな男の人だった。
でも、ちゃんと目を見て「今日は、しっかり気持ちよくなってください」と言われたとき、内ももがピクッとした。
ヤバい。
始まる前なのに、身体が反応してる。
「私、どんだけ飢えてたんだろう……」
■触れられた瞬間、呼吸が変わった
全裸になるのは恥ずかしかった。でも「バスローブのまま横になってください」と言われて少し安心。
背中から丁寧にオイルを塗られ、ゆっくりと撫でられていく。
最初はリラクゼーションのはずだったのに──
腰のあたりをなぞる指先が、妙にいやらしい。
「こんなとこ、触れられたの何年ぶり?」
息が浅くなっていく。下半身がじんわり熱くなってきて、自分の呼吸がちょっとずつ荒くなっていくのがわかった。
■性感施術の本番
「これから、性感部分の施術に入ります。イヤだったら、すぐ言ってください」
なんて丁寧なんだろう。
でも私、すでに言葉が出なかった。
彼の手が、脚の内側をゆっくり上がってきて、ついに……そこに、触れた。
直接じゃない。タオル越しに、そっと。だけど──
「……う、んっ」
漏れた。声が。喉の奥から。
その瞬間、羞恥と興奮が一気に押し寄せて、太ももが勝手に震えた。
■“感じる”って、こういうことだったのか
あそこを撫でられて、撫でられて、ゆっくりほぐされていく。
何層にも分かれた羞恥心が剥がれていって、最後には自分でも驚くほどの声を出していた。
「こんな声、いつ以来だった?」
お腹の奥が何度もぎゅうっとなって、
体が勝手に反り返って、
涙が滲んだ。
自分の指でも、こんなに感じたことなんてなかった。
■終わったあとに、笑った
バスローブを羽織って、ソファに座った時、なぜか笑いがこみ上げた。
「私、まだ女だったじゃん……!」
施術者は、最後まで淡々としていたけど、どこか優しい目をしていた。
その目が、何よりも嬉しかった。
■あとがき:あれ以来、私の下着はちょっとだけ派手になった。
この歳で、女として扱われることなんてもうないと思ってた。
でも、たった一回の施術で、いろんなものが溶けた。
羞恥、諦め、そして、欲。
女でいることを、もう一度思い出した夜だった。

